イタリア大使館公邸にて「ジャパンプレミア グランドセレクション・キアンティ・クラシコ」
2014年12月1日 月曜日 雨 その二

 秋色の雨のイタリア大使館公邸にて行われた
「ジャパンプレミア グランドセレクション・キアンティ・クラシコ」プレゼンテーション

a0031363_21141289.jpg

 今年は<イタリアワイン三千年>の催しがいくつも行われた。
六月に行われた<Gambero rossoガンベロ・ロッソ>もその一つ。

http://keico.exblog.jp/19886688/
2014年6月06日 金曜日 雨
<Gambero rossoガンベロ・ロッソ>の発表会

http://keico.exblog.jp/19881643/
2014年6月5日 木曜日 雨
ヴィッラ ヴィーニャマッジオ Villa Vignamaggio の三つ星ワインのカクテルレセプション

「イタリアワイン三千年」公式イベントのファイナルイベントとして、今日(十二月一日>
由緒あるイタリア大使館公邸にて行われたのは、
「ジャパンプレミア グランド・セレクション・キアンティ・クラシコ」プレゼンテーション。

a0031363_22442997.jpg


a0031363_0111894.jpg


 キアンティ・クラシコ協会の重鎮と、キアンティ・クラシコの新たなプレミアレベルに決まった
ワイナリー二十三社が来日しても大々的な会だった。

三時からのプレスコンフェレンスにはイタリア大使閣下もご出席されて同時通訳がついた。
四時からは二十三社のワインのプレゼン。
イタリアから造り手が来ていないところは、インポーターか日本の代表が机についた。
六時からは、公邸の奥のお部屋でのビュッフェで、報道、輸入、レストラン、オピニオンリーダーを含め
二百五十人が出席した。
トスカーナから送られた本場イタリア食材が見事に並んでいた。

(庭を左からぐるりと、、、、、右に方へ、、、)

a0031363_2117385.jpg


a0031363_21182452.jpg


#IMAGE|a0031363_224716100.jpg|201412/07/63/|mid|1124|751#]

a0031363_23183810.jpg


a0031363_22483611.jpg


a0031363_22503575.jpg


 イタリア大使館貿易振興部から連絡があったのは一月ほど前。
イタリアからはVilla Vignamaggioのカルラバーニが来ることになっていたのだが、
急にこられなくなり、私たちが代行することになった。
このヴィッラヴィーニャマッジオは、モナリザのモデルのゲラルディーニ家のリザの生家であるという
古文書が何年も前に発見されて、六百年以上の歴史が証明された。

ワイン造りはその頃からもうすでに始まっていたのだ。
そして今年の二月に何千というワイナリーの中から選ればれて、グランドセレクションとして任命され
た三十三社の一つにえらばれたのだ。
この館のワインやオリーヴオイルと二十五年ほどまえから携わっているが、
それは日本とイタリアを結ぶ日伊文化交流の役目が主なことなのだが、、、。

 <イタリアでワイン造りが始まったのは紀元前十世紀ころといわれ、ギリシャ人によって伝えられた
葡萄の栽培方法、醸造方法は、イタリアの風土に適合して、やがてイタリア半島全体へと広がっていった。
ギリシャ人は羨望をこめてイタリアを<ワインを造る大地=エノトリア・テヌス>と呼び、
以来三千年イタリアはワインの国として知られ、二十の全ての州でワインが造られている。
2010年にはイタリアワインの生産量はフランスを抜いて世界第一位となり、イタリアワインはいまや
歴史、多様性、豊富さで世界をリードしている>
(記者会見の書類から一部抜粋)

 キアンティ・クラシコといえば、ブラックルースター(黒雄鶏)のマークを持ち、
日本市場で最もポピュラーなイタリアの赤ワインのひとつ。
ところがキャンティー=ほどほどのワインという考えがあり、私たちの年代では、
あのこもかぶりを思い出す人が多い。
これは本国伊太利亜でもおなような傾向にあるが、実は非常に美味しいワインを生産しているのだ。

 キアンティ・クラシコ協会は、三年をかけての研究と専門家の試飲などで、今年の二月に、
キャンティークラシコレゼルヴァの上に、新しいGran Selezione グラン・セレツイオーネという、
新しいDOCGのカテゴリーが誕生した。
グランドセレクション・キアンティ・クラシコは、今まで以上に厳しいセレクションで、
地元の品種のサンジョベーゼを80%以上で、その他はメルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラーなどで
アセンブラージュされるが、すべて寺社畑という規則。
毎年必ずキアンティ・クラシコ協会の検査を受けなければならない。

今までワインや葡萄を他社から購入して<キャンティー>ワインとして売っていた造り手が、
いくつも撤退しなければならないというおまけまでついたのだという。
選ばれたのは33のワインで、このうち二十三社が、今日の記者会見と試飲ビュッフェの主催となった。
アジアでは東京が初めてというので<ジャパンプレミアグランドセレクション・キアンティ・クラシコ>。

☆ イタリア大使閣下の挨拶から始まった報道関係の記者会見には七十人以上が出席。
☆ ワイナリー23社による試飲会
☆ Walk-around Tasting ビュッフェと続いた。

a0031363_2315979.jpg


a0031363_22551262.jpg


a0031363_2252885.jpg


a0031363_22551384.jpg


a0031363_2256880.jpg


(イタリアの食材とともに、生ハムやソーシソンを扱うロベルトさんも一緒に来日したという)
(パンも季節の白トリュフも、、、イタリアから!!)
a0031363_23132879.jpg


a0031363_23141421.jpg


a0031363_2316612.jpg


 雨があがったイタリア大使館公邸は、花やいてでいた。
イタリア大使館及び大使公邸は慶応大学の裏手あたりの三田にあり、東京のど真ん中なのに、
池の周りには大木がうっそうと生い茂り別世界のようで、黄葉から紅葉へと移りゆくまさに初冬の美しさ!

 やがて、月があがってきたのに気がついた、、、、。
(手持ちではこれが限界だろう、、、)

a0031363_2335174.jpg


a0031363_2345656.jpg


#IMAGE|a0031363_235489.jpg|201412/07/63/|mid|1284|857#]

#IMAGE|a0031363_2374986.jpg|201412/07/63/|mid|1124|750#]

#IMAGE|a0031363_2384373.jpg|201412/07/63/|mid|1124|750#]


 (少し早めにおいとまをして、、、、)

a0031363_23241993.jpg



 この屋敷は江戸時代には松平隠岐守の中屋敷があった場所だそうで、明治維新後は松方コレクションの
松方幸次郎の実父松方正義の手を経た後、昭和九年(1929年)にイタリア政府が土地所有権を得て、
今に至るのだという。
http://www.ambtokyo.esteri.it/Ambasciata_Tokyo/Menu/Ambasciata/La_sede/

建物の原案は1959年に、イタリアの建築家ピエ-ル=フランチェスコ・ボルゲーゼによって作られ、
その後日本の建築家村田政真氏がこれに参加し、新しい官邸は1965年4月に竣功した。

 玄関の床には、ロ-マ時代や原始キリスト教時代の大理石の調度品が、さりげなく置かれていたり、
現代アートがありと、建物だけでなくいろいろ目を楽しませてくれる。

この庭園は、東京でも有数の風雅で由緒ある名園で、十七世紀にはすでにできており、
何世紀もの歳月を経てきた樹木が繁り、澤庵和尚の設計によるといわれ典型的な日本庭園の様式。
小山の一つには今も祠が残っており、これも造園当初からあったもの。

 1703年元禄十六年二月四日には、「忠臣蔵」で言い伝えられている赤穂義士四十七名のうち十名が
この庭で自害したのだという。
池の一部は切腹が行なわれた場所を掘り起こして作られ、裏手にある築山はその土を盛り上げたもので、
そこには1939(昭和十四年)、この事件について日伊両国語で刻まれた記念碑が建立されている。

 この公邸ではいろいろの催し事が行われ、日本におけるイタリア文化の発祥地となっている。

〜〜〜〜〜〜〜

http://keico.exblog.jp/9178376/
イタリア貿易振興会共催のワインのワークショップ
2009年10月29日 木曜日 曇り
〜〜〜〜〜〜
more>><ヴィッラヴィーニャマッジオ>は、





<ヴィッラヴィーニャマッジオ>は、その歴史は古く、トスカーナ地方のキャンティ クラッシコ地区で
十四世紀からの歴史を持っている。六百年前のルネサンスの頃からの自然や建物はもちろんのこと
古文書や記録が残っているのだ。

a0031363_4243068.jpg

レオナル ド ダヴィンチの肖像画”モナ リザ”のモデルのアントン マリアの一族のゲラルディーニ家が
十四世紀から所有していた館で、リザ嬢が生まれた処。
リザはフィレンツェの豪商のジョコンダ家に嫁いだが、その前にこの館にダヴィンチが訪れ
肖像画を描いたという。

そこでは最高ランクのキャンティ・リゼルヴァに”カステッロ ディ モナ リザ”と命名して
その威厳を称えている。
何代か代が代わり、今のオーナーの初めから彼女が広報、営業、販促とすべてを担当しながら
世界中に仕事に出かけている。

 フィレンツェから小一時間でグレーヴェ イン キャンティに着く。
そこからほんの数分の高台にエステートはある。
広大な敷地はでワインやオリーブオイルが造られていて、ワイナリーは約160㌶で、
その内32㌶がブドウ畑、25㌶がオリーヴの畑で、キャンティ クラッシコ地区の中でも特に恵まれた土地に
位置しており、ガンベロロッソのトッレヴィッキエーリ(三つのグラス)に輝く美酒を生み出している。

 その館は十四世紀からの八室のモナリザの館に加えて新しい部屋とレストランも加わり二十九室。
イタリアのアグリツーリズモのトップクラスに輝いている。


by pretty-bacchus | 2014-12-01 23:59 | ♥Wine & Dineワイン&食事 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://keico.exblog.jp/tb/20481920
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by 郁子 at 2014-12-08 15:07 x
敬子さん、またまたびっくりの記事。お陰で通常では絶対見る事の出来ない貴重な場面を拝見出来て、幸運でした。
さすが伝統ある文化の核ともいうべきワインなんですね。
ワインそのものは、今や庶民も楽しめる存在ですが、こうしたセレモニーを見ると、華やかというより荘厳の気配すらして、近付き難い感じがいたします。
長い間その道を究めてこられたPBさんなればこそ、この場に最も相応しいお方として立ち会われていらっしゃるんですね。
見てるだけで緊張しちゃいました。
それにしても美しい庭園。残り紅葉が一層風情を添えて、万感の思いにしばし浸りました。
イタリアのワインと日本の庭園と、最高の演出です。ブログを通して知り得た僥倖に感謝いたいます。
Commented by pretty-bacchus at 2014-12-10 21:39
郁子さん、嬉しいコメントに私の方が、<万感の思いにしばし浸りました。>
いつもほんとうにありがとうございます。

寒いパリにて震えながら、、、感謝を込めて

名前
URL
削除用パスワード


<< 天空から吹上御所の名残の秋を愛...      借景のシデの黄葉が輝きヒヨドリ... >>