人気ブログランキング | 話題のタグを見る

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵
2013年8月27日 火曜日 晴れ

 少し気温が下がった朝だがまだ蝉はないていて、なんだか不思議に蝉の鳴く夏の終わりを嬉しく思っている。

 パリから一時帰国中のJさんと夕方から数時間をすごした。
もう三十年のおつき合いになる。今や美術商としてパリで一代で成功している日本女性の一人だろう。
初めてあったのは彼女が二十代半ば、私は三十代半ばでメリディアンホテルチェーンの
日本代表を仰せつかった頃だった。
いずれも仕事をする女性にとってはまだまだ男性社会であり大変な時代だった。
それでも、私はエールフランス&そのホテルチェーンのメリディアンホテルチェーンという
大きな組織にオンブニダッコの環境にあったが、彼女はデザイン学校を卒業後一人でパリに渡り、
最初はフランス語の学校にも通って、その後独学で多くを学んでいった。

“いい人達に恵まれましたね、、、”と、この三十数年を振り返る彼女は会うたびに一つも二つも
大きくなっているような気がする。
生まれたばかりのご長男をこの手に抱いてからの三十年をお互いにいろいろ思い出しての一夜。
日本に帰るとお客様やお友達からのお招きで高級お寿司や美味は満喫しているようなので、
今夜は魚や四谷魚真にお連れした。
階段を下りながら、その居酒屋的な雰囲気や人に驚いた彼女だったが、
お料理をいただく内にその魚の美味しさに驚嘆!(良かった〜〜〜)

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_2555445.jpg

(まず、トマト、そしてパリでは味わえない、徳島の岩牡蠣から、、、
(ワインはシャブリのヴィエイユヴィーニュ)

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_2571763.jpg


(お刺身の盛りあわせ、、、鰺、アマダイの美味しさといったら!)

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_2585327.jpg

(アマダイの塩焼きも皮までパリパリと美味しくて、、、、)

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_304937.jpg

(根室のサンマにも彼女は、おいしい〜〜美味しい〜〜!


 後半は場所を変えて、九時過ぎからは赤坂の高田さんのお店バーBへ。
数ヶ月ぶりだったが、ご常連の八十代の小唄のおしょさんもいらしていて、
このお店の心地よさがわかろうというもの。
まずは、レイコさんからお送りいただいた黄金桃でベリーニをつくっていただいた。
丁寧に桃をつぶして、シャンパンの泡がですぎないように工夫を一つしてシャンパングラスに。
“美しい〜〜そして美味しい!”
パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_36756.jpg

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_364129.jpg 

(飲み干したあとに残った黄金桃のツブツブは、ワインの澱のような感じで、
スプーンをいただいて食べてしまった、、、、)

 二人ともお腹がいっぱいだったのに、ここの美味しいチーズもいただいて真夜中まで話し込んでしまった。
途中からいらしたFさんとお連れの美女。
前から存じ上げている方で、今夜はフランス大手のシャンパンメーカーのレセプションがあったのだという。
コングロマリット化した大きな組織にどんどん中小は巻き込まれてしまうのだ。

 シンデレラタイムにお送りいただいて再会を約して、おやすみなさい〜〜。

パリからの友と魚、黄金桃のベリーニの宵_a0031363_373038.jpg

(アルスシムラで織った私の<しむらの色ケイコヴァージョン>のプリントを見て、
Jさんは、素晴らしい〜〜と褒めてくださって、とても嬉しい)



by pretty-bacchus | 2013-08-27 23:59 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(2)
Commented by ナナハン at 2013-10-05 05:31 x
ウーム、さすがに洗練された方々の夜の過ごし方、楽しみ方に感激!!。
Commented by pretty-bacchus at 2013-10-05 14:33
ナナハンさん、コメントをありがとうございました。
友ありて酒ありての<生きる歓び>なのでしょうね。
東京にお出ましのときはこのカウンターバーにご案内いたしましょうね、、、。
名前
URL
削除用パスワード


<< 黄金桃が完熟してきました、と〜...      Macと格闘して徹夜になりました >>