祇園祭の山鉾巡行をホテルの窓から愉しむ
2013年7月17日 水曜日 晴れ その二

 体調がいまいちなので、織りの授業は午後からにしていただき床についていた。
うとうととしていると太鼓と笛と鐘の音が遠くに聞こえていた。

 そう今日は祇園祭りのハイライトの山鉾巡行の日なのだ。
四条烏丸あたりの御旅所を午前九時に刀で結界がたち切られて出発と聞いていたので、
そろそろ河原町御池に着く頃に違いない。
巡行経路は、四条通→河原町通→御池通→新町御池までで、その後各鉾町に戻り、
すぐに解体されてしまうのだから少しでも見てみたい。

 部屋からはビルの間に河原町のほんの一角と市役所の前の特別席あたりが見える。
急いでカーテンをあけてガラス越しにカメラを構えた。
もちろん三脚無しだが、1000mの望遠は山や鉾の瞬間の模様をしっかりととらえてくれた。
山鉾でとても興味があるのはその形ではなく脇と後ろの絨毯とか山鉾廻りの装飾なのだが、
目では少ししか確認できなかったのに、写真となって拡大するとそれらがはっきりと
観ることができておもしろい!
このカメラにはスポット測光がないのが残念だが、、、。
(写真をクリックすると少し大きく見えます)

 一番目はくじ取らず>で毎年トップの長刀鉾。
その鉾頭の長い部分がまず見えた。午前十時二十九分。
鉾の右横が見えてきて後ろが見えるとあっというまに通り過ぎてしまう。
お池通りの角を曲がる<つじ廻し>は、鉾の車輪の下に細い竹を道路に敷いて少しづつ廻し方向転換を
するのだそうで、それがまた人気がありすごい人の群れ。

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(お池通りの市役所の前の椅子席は有料とのこと)

 次は、山鉾郭巨山が10:34
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(am1043 山鉾長刀鉾が向こうに現れたから、河原町を北に向かっていた鉾がお池を西に向かうにはなんと
十四分も要したことになる。)

am10:46 郭巨山鉾
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(小さいのは三分ほどで角を曲がったようでもう向こうに現れた)


am10;49 函谷鉾がやってくるまえに、
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am10:49 山鉾函谷鉾
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am10;50 市役所前a0031363_17272886.jpg

am10:56 山伏山
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(絨毯をアップで)

am11:06 綾傘鉾
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am11:07市役所の前山伏山
十一分かかって辻廻し
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am11:09蟷螂山、上にはカマキリが動いている。
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am11;12 鶏鉾後援隊
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 (見送りの絨毯は、トロイの王子と妻子の別れを描いた十六世紀のベルギーの毛綴れというが、
これだろうか?
江戸時代初期に輸入されたて国の重要無形文化財に指定されているのだそうが、
雨がふったらどうするのだろうと心配になってしまう。)

am11:12 鶏鉾後援隊 (中には水とかバケツとかが入っていた)

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am11:16油天神山
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am11:17 山鉾巡行 鶏鉾が辻廻しのあと市役所前に
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先達が二列で曳いてくるので大きな鉾なのだろう。
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am11:24 占出山 先行隊
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am11:25 山鉾巡行占出山a0031363_18345162.jpg

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am11:28 月鉾の榊がみえてきた。
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am11:28山 鉾巡行月鉾
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am11:41 山鉾巡行月鉾 辻廻しを終わって市役所にまた現れました。
鉾頭の三日月、反対側の絨毯が拡大するとはっきりと見える。
これは誰の作なのだろう?
夜と水徳の神であったこの月読尊に因んだ鉾。 鉾頭は全山鉾中最古の銘が見られる)

am11:43 山鉾巡行市役所前孟宗山.
平山郁夫<砂漠らくだ行>が見える。
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am11:45 山鉾巡行四条傘鉾
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am11:48 山鉾巡行菊水鉾
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am11:49 山鉾巡行菊水鉾榊
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am11:50山 鉾巡行菊水鉾
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am11:50山 鉾巡行菊水鉾の鉾頭
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金の菊がよく見えるではないか!

am11:59 山鉾巡行菊水鉾
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am11:59 山鉾巡行芦刈山
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pm12:02山鉾巡行市役所前
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pm12:04 山鉾巡行放下鉾
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pm12:09山鉾巡行船鉾がやってきた!
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pm12:19 山鉾巡行船鉾縦
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a0031363_1952365.jpg (超望遠にしてみたら、波模様の浴衣がみえた)

pm12:29 山鉾巡行市役所前
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pm12:30 山鉾巡行橋弁慶山
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屋根の上には五条の橋が,
絨毯は円山応挙作の絨毯だと言うが、、、

pm12:38 山鉾巡行二つの山鉾が入った。
市役所の上には左大文字の山がそびえている。
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pm12:40 山鉾巡行北観音山

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 午後の予定がおしているので、ここであきらめた。
でも三十三基の内二十を見られたのは初めてだ。
ビルの谷間を行く姿はすぐ消えてしまうが、写真に撮ってゆっくりと拡大したりして、こうしてながめてみるとその豪華さには驚嘆する。
それぞれの山鉾に長い歴史有りで、その一つ一つを繙いてみたら日本史はおろか、
海外との交流の歴史にもおよび、とても愉しいに違いない。

 七月一日の吉符入りに始まり三十一日の疫神社夏越し祭りまで続く祇園祭。
八坂神社内でのあまたのご神事や多くの行事で、いかに多くの町衆の方々のご奉仕と
情熱に支えられているかは、昨年からハセガワさんからいろいろお聞きしているので、
疎かには出来ない気持ちで一杯。
九世紀から千年以上も続くこのご神事は、日本の伝統文化の継承であり、
五国豊穣、国家安泰の祈りであるのだ。

 感謝を込めて、そして少し元気になって、
<私の織り>の授業に向かった。

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お囃子は、のりさんの下記のブログで少しだけ聞くことができます。
http://dukesaloon.exblog.jp/19280798/
http://dukesaloon.com/gionkonchiki.m4a

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(去年の祇園祭のブログは)
http://keico.exblog.jp/15778070/
平成24年7月16日(月) 晴れ 真夏日  その一
京都祇園祭の宵山速報!

http://keico.exblog.jp/15788307/
2012年7月16日 月曜日 晴れ
2012祇園祭宵山の山鉾いろいろ

http://keico.exblog.jp/15793791/
2012年7月17日 火曜日 山鉾巡行 梅雨明け そして猛暑日
猛暑日 に早朝から山鉾巡行の見学で知恵熱 

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(選ばれた男のお稚児さんは、八坂神社でのいくつもの儀式を終えて、神が宿っているといわれ祇園祭の間中地に足をついてはいけないのだという)



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more>>平成25年(2013年)の巡行順





さきの巡行
長刀鉾(なぎなたほこ)くじ取らず
郭巨山(かっきょやま)
太子山(たいしやま)
保昌山(ほうしょうやま)
函谷鉾(かんこほこ)くじ取らず
山伏山(やまぶしやま)
綾傘鉾(あやかさほこ)
蟷螂山(とうろうやま)
鶏鉾(にわとりほこ)
油天神山(あぶらてんじんやま)
伯牙山(はくがやま)
占出山(うらでやま)
月鉾(つきほこ)
孟宗山(もうそうやま)
四条傘鉾(しじょうかさほこ)
霰天神山(あられてんじんやま)
菊水鉾(きくすいぼこ)
芦刈山(あしかりやま)
白楽天山(はくらくてんやま)
木賊山(とくさやま)
放下鉾(ほうかほこ)くじ取らず
岩戸山(いわとやま)くじ取らず
船鉾(ふねほこ)くじ取らず
あとの巡行
橋弁慶山(はしべんけいやま)くじ取らず
北観音山(きたかんのんやま)くじ取らず
黒主山(くろぬしやま)
浄妙山(じょうみょうやま)
役行者山(えんのぎょうじゃやま)
南観音山(みなみかんのんやま)くじ取らず
鈴鹿山(すずがやま)
八幡山(はちまんやま)
鯉山(こいやま)
大船鉾(おおふねほこ)くじ取らず

http://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/yamahoko



by pretty-bacchus | 2013-07-17 23:59 | ♢Journey inJapan国内旅の記録 | Trackback | Comments(13)
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Commented by deepseasons at 2013-07-21 00:19
こんばんは~
あそこ辺りのホテルからだとこんな風に見えるんですね。
すごく新鮮な視点からの写真を見せていただき、ありがとう
ございます。
Commented by galleryF at 2013-07-21 08:28
うひゃー、うひゃー、うひゃー〜〜〜〜
こんな視点、京都に生まれ京都に育ったぼくは想像もつきませんでした。
市内に家があったら市内のホテルなどに泊まりませんからね〜〜。
百貨店か本屋の上の階から見下ろすという手もありますが
窓際確保出来るかどうか分からないし
第一、ぼくは当日休めませんでしたよ(とほほ)
kei さん、うらやますぃ〜〜〜。
Commented by 婆美以 at 2013-07-21 10:17 x
こんな角度でTVでも見たことな~~い!!!おもしろ~~い❤
>絨毯とか山鉾廻りの装飾
織物は昔から人の心を引き付けたのですね。人が生み出す宝石!!!
サイドバーで下から上へ早めにスライドさせるとまるで動画に見えるんですよ!露地が開けてビルの角度も変化して山鉾が前進して見えます\(^o^)/
Commented by 郁子 at 2013-07-21 13:10 x
敬子さん、京の旅疲れで13週目のブログは拝見しただけでコメント書く元気もなく、昨日は沈没していました。それにしても、アルスシムラ優先では、山鉾巡行のフォトをお撮りになることは出来なかったんだ、と少々がっかりしていましたら、本日こんな見事な巡行フォトがアップされ、うなってしまいました。
さすがですね、ほんとにびっくり!ホテルの窓からのアングルは地上撮影では不可能な出来映えで、空撮並ですね。ブラボー、やったね!です。
私は朝日のツアーでの初の祇園祭でしたが、宵山2時間、巡行1時間半と、体力オーバーの頑張りで楽しみ、写真も目一杯撮りましたが、出来は敬子さんの足元にも及びません。
何しろ初体験なので、付いてゆくのが精一杯、昨年のカンカン照りではなく、曇り時々日が射すという条件ながら、暑さの中なので必死でしたよ。
宵山を見ていたので、巡行時にその山が現れると、嬉しくなりました。
敬子さんのフォトを見ながら、自らの体験を思い出し、日本伝統の素晴らしさに感動を深め、ツアーに参加してよかったと、ウエーブアルバムにまとめたいと思っているところです。アップを有難う。
Commented by pretty-bacchus at 2013-07-21 21:04
deepseasonsさん、こんばんは。
友人の事務所が三階にあるのですが、これは最上階のわたしの定部屋から撮りました。
ガラス越しですから色が安定しませんでしたが、楽しめました。

Commented by pretty-bacchus at 2013-07-21 21:09
galleryFさん、嬉しいコメントをありがとうございました。
四月からは毎週京都でこのお部屋にお世話になっているのですが、まさかこんな感じで山鉾巡行を楽しめるとは思いませんでした。
いろいろと本当に感謝しています。
ちなみに去年は、全般を御旅所の席に座って、後半は友人の三階の事務所から撮っていたのですが、全部整理していなかったのです。
来年はどうなりますやら、、、?

Commented by pretty-bacchus at 2013-07-21 21:12
婆美以さん、こんばんは。
絨毯とか山鉾廻りの装飾は、宵山のお昼にゆっくりと鑑賞すればよいのでしょうが、なかなかそうもいきませんね。
当日は双眼鏡を見ながらでもあっと通り過ぎてしまうでしょうから、こうして写真に撮って、Macの画面で拡大して楽しむのもありかなと思ったりしています。

Commented by pretty-bacchus at 2013-07-21 21:22
郁子さんは、どこにいらっしゃるのかしら? って思いながら、市役所前の席を望遠で見たりしていたのですが、別の場所だったのですね。
宵山2時間、巡行1時間半、鵜飼いなどと盛りだくさんの旅でお疲れになられたことでしょうね。
そんななかにも嬉しいコメントをありがとうございました。
宵山では日本美のすばらしさを堪能なさったことでしょうね!
それぞれの山鉾の歴史や調度品はもちろんですが、その脇と見送り絨毯の美しさと語り伝えられる千年の歴史の諸々は何度みてもつきませんね。
幸いにもこの時期は京都にいることが多く、ここ数年は実際にこの祇園祭にご奉仕なさっているある会社の社長さんのお話しを聞くことが出来て、伝統を守っている町衆の思いを情熱と大変さをひしひしと感じています。
日本って素晴らしいですね!

Commented by cocoservice fiv at 2016-04-15 00:24 x
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Commented by log on to bank at 2016-04-23 02:40 x
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