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 病院の帰りは、あん蜜とジョブズの<メメント・モリ>
2012年7月3日 火曜日 曇り後雨

 病院とチイバスと写真展と虎屋のあんみつとジョブズと長い一日だった。

 予定が変わって朝から病院。でも今日は皮膚科。
20年ほど痛かった左膝下の瘤を去年の二月に一緒に手術して取り除いていただいてから
Y先生にいろいろ相談にのっていただくようになっている。

 三十代半ばとまだお若い先生は、ドクターとしての知識と暖かさと、そして若者がもつクールな面を
持ち合わせている先生。統合的に検査をすることが必要でもなかなかそうもいかず、
とかくセクショナリズムになりがちな各科のコーディネートを上手にしてくださっている。
両手の手首の痛さはもう六ヶ月になるが一進一退で、内科のリューマチ科の検査が来月にあるのだが、
その時に参考になるナニヤラ抗体の検査のいくつかを今日の血液検査の後追加してくださったり、、、。
一番最後で後に待つ人がいなかったので、いろいろ別の事もお話しできて、
こういうセラピスト的な時間がとても大切だと思うようになっている。

 病院の帰りは、あん蜜とジョブズの<メメント・モリ>_a0031363_22403512.jpg (病院のロビーから)

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 チイバスのバス停が病院の真ん前になっていて、15分に一本のバスはとても便利。
ちいばすに乗るのが楽しくて、病院も楽しくなるってちょっとした相乗効果で、なんだか妙な感じ。

“変な子ね、、、”
“男の子みたいね、、、”って、子供の頃によく言われた。
お人形遊びをするよりも、外に出て蝉やトンボをとるのが好きだったし、
お隣のお兄さんとカメラのことをお話ししていた方が楽しかった。

 数年前にマイカーをやめて以来、今はタクシーよりも、どうしてチイバスや都バスが楽しくなったのだろう、、って、
ふと考えてみたら、これってタクシーの運転手さんの話の煩わしさがいやになったことが一番かもしれない。

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 病院からけやき坂まで、乗り換えてミッドタウンまでのチイバスの運転手さんはとても親切で、
お年寄りがゆっくり乗るとじっと待っていてくれて、“パスをみせていただくのは、お座りになってからで
いいですよ、、、”って言って、“他のお客様お待たせしました、、、”て、車内の方にも軽くご挨拶。
なんて暖かいのだろう、、、って、音をたてないで拍手してしまった。

 病院帰りのもう一つの楽しみは、フジフィルムの
FUJIFILM SQUAREのフォトサロンで写真を見て、地下の虎屋さんで黒蜜あんみつをいただくこと。

http://fujifilmsquare.jp/guide/salon.html
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 今日は、企画写真展「新田次郎の愛した山々」-富士山からスイスアルプスまで-を見ることができた。
大きく引きのばされたスイスの山々はほとんど行ったことがあるのでなつかしい〜〜!。
このデジカメ満開の<誰でもカメラマン>の時代は、
そこにいたら誰でも撮れるかと思える自然の大きさと山々だが、やはりプロの写真家の方々が撮る大自然は
ひと味もふた味も違って魅力的な写真が多かった。

 地下で本屋さんで買ったのは、ウォルター・アイザックソン著、井口耕二訳の、
スティーヴジョブズの<Steve Jobs>『スティーブ・ジョブズⅡ』
 iPadの生みだしの親の伝記はどうしてもiPadで読みたかったのだが、半年ほど前にようやく読み終わって
まだⅡ巻目にはいってなかった。
紙の本になれているわたしはやはり二巻目は紙本にしたかった。

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http://keico.exblog.jp/13370864/
2011年8月25日 木曜日 曇り
のブログ

“Unfortunately, this day has come.”とうとうその日がやってきた。

http://keico.exblog.jp/13760097/
2011年10月6日 木曜日 晴れ
ジョブズさん天の高きに永遠に

http://keico.exblog.jp/14537068/
2012年1月27日
『スティーブ・ジョブズI』第一巻をiPadで読み終わった。

 虎屋さんでは、このお店特製の野菜冷麺と黒蜜あんみつをいただきながら、
さっそく紙の手触り楽しみながら読み始めた。
いつものように目次と後書きから、、、その目次の一項にあった<メメント・モリ>から読み始めてしまった。

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すでに病を知っていた彼が、2005年に米国スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで、
彼はラテン語のメメント・モリを語り「自分が必ず死ぬことを忘れるな」としていた。
スティーブ・ジョブス 伝説のスピーチ 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=DE8HrWmnLwA&feature=player_embedded
You Tube より

http://keico.exblog.jp/13918753/
2011年10月30日 日曜日 曇り その二
スティーブ・ジョブズさんを思いながら、、、

 病で何回かの手術のあとの彼の仕事や家族や日常も語られていた。
やせ細ってしまった最後の数ヶ月は、家では時には泣き叫んでいたという<大きな一人の人間>の避けられない
一面には泣かずに読めるものではなかった。
数日かけてゆっくりと彼の後半を読んでいきたい。

 雨が降りだした午後の六本木を後にして、長い一日の半分が終わった。

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〜〜〜〜〜〜〜

追加でミッドタウンのお昼休み、、、

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by pretty-bacchus | 2012-07-03 23:59 | ★Hospital 病院、病い、お洒落 | Trackback | Comments(4)
Commented by k7003 at 2012-07-06 00:20
とらやの黒蜜あんみつ、ありがとう。(深夜ですが、、、)。
(^_-)
Commented by Scottts at 2012-07-06 08:17
随分内容の濃い一日を送られましたね。何事も無駄なくご自分の楽しさに変換し、充実した時間の過ごし方。
すばらしいですね。
Commented by pretty-bacchus at 2012-07-06 16:52
k7003 さん、虎屋の黒蜜あんみつって郷愁ですよね!

Commented by pretty-bacchus at 2012-07-06 16:54
Scotttsさん、これで半分でしたのです。一度帰宅してまた出かけました。
でもちょっと疲れてしまいました、、、が。

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