☆回想のわが巴里の街1990~2000〜巴里のお花やさん
2011年12月17日 土曜日 巴里のお花やさん
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 風が強くって葉がどんどん散っていくのってなんだかとってもせつないの、、、、
こんな時口ずさむのはやっぱり枯れ葉、それもイヴモンタンの枯れ葉。
Autumn Leavesでなくて、枯葉はやっぱりLes feuilles mortes、落ちて枯れ死んでしまった落ち葉なの、、、
最初の若い頃の映画の挿入歌の時代のではなくて、彼が年を重ねた頃の声が好き。
ジュリエット・グレコの枯れ葉も良いけれど、やっぱりYves Montandのヴァースが入った方が好き、、、
ジャック・プレヴェール(Jacques Prévert)の詩がなんともいえない、、

 1991年にモンタンが亡くなったときに、私はパリの15区のアパルトマンにいた。
ニュースを聞いて、彼が住んでいたサンジェルマンの家の近くにいってみた。
彼の家の壁際には沢山の花が添えられていて、枯れ葉が舞っていた頃でした。

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 (建物の屋根のあたりに張り出したガラスの板に枯れ葉が散って、、、でもこれってどうやってお掃除するのかしらと、、、カシャッ)

 今は真冬、、、、シャンゼリゼには、クリスマスイリュミネーションが輝き、
クリスマスまであと一週間。
でも今年の冬はまだ秋が残っているようで、本格的な寒さではなく雨ばかり、、、。
そろそろストライキのニュースがちらほらで、それもフランスの一二月の風物詩かな?って皆で話して、、、、。

 私たちの滞在もあと数日を残すだけとなってしまった。
今日の土曜日は、クリスマス前で、もうすご〜〜い人で、一年に一度だけのプレゼントを待つ子供大木というから、
家族ずれで近所のがラリーラファイエットあたりは人とぶつかり合いながら歩かねば、、、。
そしておまわりさんもあっちこちに、、、、、。

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(December 2011, Paris Galerieslafayette 全品40%オフとかで人が一杯、そとにも商品のデモの露天が出たりしていました)

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 フランスでは、「私は緑の手をもっていない、というと、園芸とかお花がにがてのこと。
“敬子は大きな緑の手をもっているから、ベランダがいつもお花で一杯ね、、、て、
友人のジャクリーヌはいつも感心していた。
彼女が途中で投げ出してしまった鉢を七階の私のベランダに持ってあがると、
数日で元気になって、命を長らえて、時には翌年も花をつけたから、お花屋さんも驚くこと驚くこと、、、

 アパルトマンの一階がオランダ人の花屋さんで、日本と比べるととっても安かったから、
七階の部屋もベランダにもいつも沢山お花があった。
ベランダには観葉植物や、色とりどりの薔薇の鉢が陣取っていた。
切り花のチューリップやアネモネなどは、一束10本で数フラン、何百円かで買えたから、
仕事の帰りにお花屋さんを覗くのが楽しくてしょうがなかった。

 店員のフランス人のゲイのダニエルは日本のイケバナを覚えたがっていた。
毎週末に生花を買うときに少しずつなんとなく日本のイケバナを教えた。
シン、ソエ、タイは、天地人で、、、とか、昔覚えた少しばかりの池坊を、、、、。
感性豊かな彼は、すぐに覚えて、フランスとはひと味違った花束を創ったから、お客さんにとても喜ばれて、
“ブシコ・フルールには、緑の手を持つジャポネーズのアドバイスのお花があるのよ、、、、と、
遠くからも買いに来るようになったという。


(今日のブシコーフルール 17 December 2011 Paris, Boucicaut Fleurs à Paris 15ème)
店主のロンが、keiko~~って、大きな腕手手向かえてくれた。今は何年かに一度しかいかないのに、
名前をちゃんと覚えていてくれる。

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(バスを降りたら目の前がこのビルで、住んでいた七階の大きなバルコニーにはいつも花がありました。
住んでいるときにはここがバス停って知らなかったお馬鹿さんです)

a0031363_21502897.jpg (車で帰ってきたばかりで戸口であいました)

a0031363_21512577.jpg (お客様も交えてロンとサンドリンで記念写真を!)

a0031363_21524857.jpg (友人にお花を買って、今度はお嬢様も一緒に!)

a0031363_21541390.jpg (ミモザやムスカリや
チューリップ、もちろん季節のシクラメンも。
(大きなシクラメンが900円!)

昔も今も10本で200円くらいで、オランダ直輸入のこのお花屋さんは安いし新鮮、そして親切がお店です)


 パリのアパルトマンを去って、まもなく両目の手術をすることになり、
数年ぶりに出かけたパリで、すぐに走ったのは、このお花屋さん。

 「ダニエル エ モール。
背の高い主人が悲しそうに告げた。
彼は、その前の年にエイズであの世に旅立ったのだという、、、。

 花屋さんの前を通ると、いつもこの感性豊かだった、
私の華道のいっときの弟子?だったダニエルを思い出す。
今頃は、天国で、
“これはね、緑の手を持つケイコというジャポネーズから教えてもらったの、、、、
な〜んて、いいながら皆んなに花束を配っているのだろうか、、、、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

http://keico.exblog.jp/7137639
緑の手を持つジャポネーズ
2008年5月22日 木曜日 晴れ

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そして今日の巴里、
17 December 2011 Paris



  行きも帰りも初めての経験の42番のバスの<旅>
オペラ近くからコンヴァンション・ブシコーまでの往復一時間強の旅はそれはそれはおもしろかったので、
その模様を現像中です。
しばらくお待ちを!

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(17 December 2011 Paris, pm3:33 à la place de Concord par la fenetre du Bus42)






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ジャン・ロベール・ピット編の大判本の「パリ歴史地図」
<ジャン=ロベール ピット, Jean‐Robert Pitte, 木村 尚三郎.>: は大好きな本で、いつも近くにおいてある。


(パリの家にもこの本がありました)
by pretty-bacchus | 2011-12-17 23:58 | ♧JourneyAbroad海外2011 | Trackback | Comments(2)
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Commented by k7003 at 2011-12-19 03:11
ときどき、というより、いつも、花の名前を知らない、間違えるボクに、丁寧に教えて下さるのは、「緑の手を持つ」Keikoさんだからだったのですね。めるしー。(^^)
思い出の場所や人を訪れ歩いておられるこの旅で、場所はどうかしりませんが、人が本人以上に自分のことを覚え、懐かしんでくれる情景に接しられること、、、生きてるってすばらしいですね。(^^)/。ブラボーだよ〜〜〜!!!!
Commented by pretty-bacchus at 2011-12-22 04:19
k7003さん、何十年も前の方とこうしてお目にかかるのは、本当に生きていてよかった〜〜〜と思います。

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