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梅雨なれば撮るは車窓の雨の色
2011年6月2日 木曜日 雨

 いや〜〜〜こう雨がつづくと暗いですね〜〜〜〜。
その上、今日の国会はまったくなんたることでしょう!
あきらめているものの、あきられてはいけないのだ、、、と思う気持ちもあって
なんとなくテレビをかけっぱなしにしましたが、もうなさけない、、、なんともなさけない日本の政治、
いや政治家達。
いったいこの国はどうなってしまうのでしょう、、、、?

 言い出しっぺの小沢氏は、こともあろうに採決を欠席、元首相の調停役を自負する鳩山氏にいたっては
相も変わらずの二転三転、、、、
夜には、なんと小沢氏の〆の会はカラオケレストランというのだから、
この国はホントウニどうなってしまうのでしょう、、、。

 まもなくフランスの友人からメール、
“アロ〜〜〜 ケイコ、、、ケスキスパス オー ジャポン、 ミスターカン エ 
トゥージール ル プレジダン?”
“スミマセン わたしにもヨクワカリマセン〜〜〜〜”
としかこたえようがない、、、、のです。
 
 そんな時に助けの神は友人からのお誘い。
“はい、はいお供いたしますよ、、、このなさけなさをはらせるのなら、どこへなりとも、、、、、と
雨の夜にでかけたのです。
降りしきる雨の中を走る車からの光までが切なく揺れて、、、、それでも車内から
カメラをかまえるバカな女、、、一人あり!

 <梅雨なれば車窓撮りとり雨を追い

梅雨なれば撮るは車窓の雨の色 _a0031363_3112912.jpg
 (真ん中の○は個人タクシーの屋根の提灯、、、、右下のオレンジはテールランプ)

梅雨なれば撮るは車窓の雨の色 _a0031363_3115872.jpg (信号が流れてパウルクレーの絵のようだ、、、、)

梅雨なれば撮るは車窓の雨の色 _a0031363_3133100.jpg (交差点を曲がりながらカシャッ、、、)

梅雨なれば撮るは車窓の雨の色 _a0031363_3123146.jpg
    (帰りには雨も上がって、前行く人は、私の傘までもってくれています、、、
     赤い郵便ポストが妙になまめかしく、、、、)

(ホッ〜ホッ〜、、、と、どこかで夜鷹、はたまた青葉木菟、、、、
節電で暗い東京は、都会のど真ん中なのに、大通りを一本中に入ると、一人で歩くのは怖いほど、、、、
昼の散歩の時の野草も闇の中、、、)


 < 雨あがり遠回りして光る闇 

 < 雨やみて暗い東京青葉木菟

 < 闇の先いずれ逝く道光あり

~~~~~~

(上部ラインはポストの赤)
by pretty-bacchus | 2011-06-02 02:59 | ♡Daily life日々の事など | Trackback | Comments(12)
Commented by scottts at 2011-06-03 06:50
自然にちりばめられたカラー、幻想的でいいですね。
そして外灯で濡れた路上が光る雨上がりの夜、静けさが伝わってくる好きな絵です。
Commented by k7003 at 2011-06-03 07:57
生意気言ってごめんなさい、詩心の枯れた最近のボクでも、今日の2句のすばらしさは、わかります。(^_^)v
あなたと同趣旨の英語のメールをアメリカから今朝受けました。もう恥ずかしくて返信したためる元気もありません。(>_<)
Commented by おばさま@北海道・大沼公園 at 2011-06-03 09:36 x
雨の風景、幻想的で素敵ですね。

それに比べて昨日の茶番劇
私は全くTVは見ませんでしたが、母が逐一報告に・・・。
見なくても聞かなくてもお見通しの結果
今朝は続編が・・・。
全くもって被災者を放り出して永田町の陣取り合戦には呆れて失望ばかりです。
与党も野党もどっちもどっち・・・

Commented by 郁子 at 2011-06-03 16:45 x
雨の夜の写真、何時ものkeikoフォトと一味違った絵で、これもまた面白い。
上の2枚は抽象画、3枚目の右方、傘の女性は一瞬これワタシ?って。うふふふ・・・そんな事ありえないのにさ、(似ているんで)何だか面白い。
一番の気に入りはラストの一枚。大傑作!映画の一シーンを見るような物語性・・・
モノクロの世界=闇と光の絶妙なコントラスト、その中を行く一人の男、しかも何故か両手に傘を提げ・・・
そして紅一点のポストがちらりと・・・
昭和期のモノクロ映画に吸い込まれたような感覚。
男を遠くに配して、水溜りの残る白線の引かれた道をロングショットで撮ったのが最高の手柄。
それによって、やがて左へカーブして行く道の消え行く先のドラマが見る者にイメージを膨らませるのだ。
こうした作為なきまでの完璧な構図に、本能とまで思えるkeiko フォトの天賦の才を思う。Bravissimo!
(蛇足:<前行く人>なる彼女一流の措辞がまた憎い)
Commented by S at 2011-06-04 20:40 x
敬子様
こんばんは^^コンサート曲に絡んで昨夜ピアフの映画を観たせいか、此の素晴らしい最後のお写真が映画のシーンに重なって見えました^^
海外から政治についてハテナ? って問い合わせのされると居た堪れないですよね・・・ この国を愛しているから、あんまりな様相がたまらなくて。問い合わせに返信もできません>< 
Commented by pretty-bacchus at 2011-06-04 22:00
スコットさん、ありがとうございます。
最期の道は貴方もご存じの道なのですよ、、、

Commented by pretty-bacchus at 2011-06-04 22:02
k7003さん。同病相憐れみ、、、でも先生の写真にだんだん生気が戻ってきましたね、、、。

Commented by pretty-bacchus at 2011-06-04 22:03
おばさま@北海道・大沼公園 さま、アリガトウございました。
ミクシーを拝見しまして、、、ホントウニどうしようもありませんね。
Commented by pretty-bacchus at 2011-06-04 23:01
郁子さん、不思議に、まいっているときに、いつも励まされています。
アリガトウございます。
<3枚目の右方、傘の女性>は郁子さんに似ていたのですか? なんだか嬉しいですね〜〜〜。
<大傑作!映画の一シーンを見るような物語性>
実はかなり千鳥足で、あの暗闇の道で、ほんの一瞬に手持ちで撮ったワンカットなのです。
その時の回りの音を句にして書き加えました。
(また、その前のもう一枚を先ほどアップしました)

 雨上がりの道の先を行く男性とその先のぼやけたカーブは、なんとも不思議な世界でしたのです、、、。闇の先にも光ありというか、、、、。
たしかに三脚などを立てて考えてシャッターを押したのでは決して撮れない一枚だったと思います。
これもデジカメの進化とレンズの手ぶれ補正のおかげだと思います。
一昔前では、この暗さでは絶対に撮れなかったスナップなのです。
(スナップ派の私にはありがたい時代です)

Commented by pretty-bacchus at 2011-06-04 23:04
Sacraさん、ピアノの加え、読書、翻訳、お料理、そして最近は映画を見てらっしゃるのですね!
すばらしいです!
ピアフは何の映画だったのでしょうか?

Commented by 郁子 at 2011-06-05 01:00 x
敬子さん、俳句の件ですが、私としては4枚目のフォトの秀逸性だけに留めたかったのでした。
それにk7003氏がお気に召したとおっしゃっていましたので、この場合それはそれでいいのだ、としたかったのでした。
本当は、最初の二つの句の向うにあるもの、つまりフォトに撮った世界を詠むのが俳句なのですが、K7003氏は敬子さんと同じカメラマンでいらっしゃるので、共感なさったのです。良し悪しは別として一人でも共感して下さる方がおられるのは嬉しい。
さて文末の3句、「雨あがり~」は無季ですがたまにはいいと思います。
遅れて追加された「青葉木莵」の句が、作品として一番いい。これは夏の季語ですし上手く詠んでいます。
最後のは今日追加されたようですね。心境句として伝わるものがありますが、これも無季。無季の二つも記録として書き留めておいていいと思います。
(追記:「傘の女性」の件、ふざけ過ぎました!第一私はあんなに若くない。唯ヘアスタイルが似てるのでつい・・・。でも歩き方はもう少しいいかな?あ!またふざけてご免なさい。)
Commented by pretty-bacchus at 2011-06-06 02:21
郁子さま、ありがとうございます。
句の感じ方はそれぞれとても違うことがわかりました。
必ずしも写真の世界を詠むことにはしていないのですが、やはりその方が真なのですね。
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