心にも雪シャンシャンとしんしんと  
2011年2月11日 金曜日 雪

 昨夜の寒さから朝から雪が降っていた。
カーテンをあけると借景の瘤の木にも少し積もり始めていた。

  巷に雨の降るごとく   わが心にも涙ふる。
  かくも心ににじみ入る  このかなしみは何やらん?
口ずさんだのは、ポール・ヴェルレーヌの アルチュール・ランボーを想う詩、

雨よりも雪の方がはるかに深い、、、、。

 午後に大粒の雪が舞いモノクロームの世界をつくりあげた。
私の心のごとくなり、、、、と思いながらシャッターを切った。

シャッター優先モードの1/2000分で雪を降る雪を止めれみた。
木々に輝く雪の華も輝いている。

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a0031363_18394389.jpg (pm14:30)

a0031363_18403523.jpg (お部屋の灯りがともった、、、)(pm14:30)


 昨日の入院説明などを読みながら、雪の一日。
ほとんど自覚症状が無かった左胸は、28日の生体検査で数回刺さった針の為か、
内出血の色は少しあせてきたが、出血しており、時々痛みが走るがそれもなおっていた。
7日の放射線のPET-CTの後からは、ずっと違和感を感じて、時にはぴりっと痛い。

 生研から手術までは一月弱あるのが不安と、昨日先生にうかがってみたが、
三ヶ月ほどは大丈夫のことだったし、事前検査もいろいろあるから、これが普通なのだろう。

 一昔前には不治の病と言われたガンは、今やなおる病だそうだ。
がしかし、それを、風邪をひいたようで、、、、とはっきりと言える人はまだすくないのだという。
ブログで書いて以来、ほんとうに沢山の方々からコメント、鍵コメント、ミクシーメール、メール、
お手紙などをいただき、ただただありがたくそして涙にくれている。
気丈にしているのだが、やはり芯ではまいっているのだろう、、、、、か、
それ故にもともと涙腺が壊れているといわれているその涙腺はさらに壊れっぱなしで、
目の縁にカラスの足跡ができてしまった、、、。

 そして日々わかったことは、なんと多くの方がこの病におかされて、それと格闘しているか、
そして不死鳥のごとく蘇り、今は元気に活躍なさっているということか!
その体験者の言葉は重い。
〜〜〜〜〜〜
ミクシーのマイミクのHさんが、コメントで。
<折れない心は
    ・・・・・負けない気持ち
  迷ったときは
    ・・・・・前を向け
これは、闘病中に心の支えにしていた言葉です。

そしてご紹介いただいだ詩は感動的でした。
http://www.hikoboshi.com/eba/inori/inori152HarusakuMasahide.htm

 京都の風土や舞妓さんで素敵な写真をお撮りになるTさんは
<8人部屋で楽しい病院ライフを送り、退院後は毎年同窓会を開いていたほどです。

 また10年前生死の大事故経験有りの四国のアーティストの方は、
<最近、脳と体の検査のCDのCOPYを持ち帰り時々PCでスライスを楽しんでいる>とのこと!
初期の頃は全身のスライスを立体化、ARTにして公開したことあるというのですから、
もう驚き励まされました。

 と思えば親しいFさんは、
<私は、詳細な検診は拒絶派です!胃カメラも飲んだことアリマセン!!
経年劣化は、これ いたし方ナイ~
どんなに風に老いさらばえながら、老いを迎えるのかなぁ~?!>と。

a0031363_18513445.jpg (pm16:10 早や暮れてきました、、、)

a0031363_18533246.jpg  (こぶの木にも大分積もってきました、、、)


 雪にみかんは良くあう、、、Iさんから送っていただいた徳之島のご友人からのたんかんは
ジューシーでとても美味しい。
これで炬燵があるとなお冬らしくて良いのだが、、、
寒い雪の一日でした。
シャンシャンと降る雪はしんしんとして、、、、冷え込む心の底までとどいたようです。





何人もの方が訳しているこの
ポール・ヴェルレーヌの アルチュール・ランボーを想う詩、

巷に雨の降るごとく
わが心にも涙ふる。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?

やるせなき心のために
おお、雨の歌よ!
やさしき雨の響きは
地上にも屋上にも!

消えも入りなん心の奥に
ゆえなきに雨は涙す。
何事ぞ!裏切りもなきにあらずや?
この喪そのゆえの知られず。

ゆえしれぬかなしみぞ
げにこよなくも堪えがたし。
恋もなく恨みもなきに
わが心かくもかなし。

Romances sans paroles
-Paul Verlaine

Il pleure dans mon coeur
Comme il pleut sur la ville,
Quelle est cette langueur
Qui pénètre mon coeur?

O bruit doux de la pluie
Par terre et sur les toits!
Pour un coeur qui s'ennuie
O le chant de la pluie!

Il pleure sans raison
Dans ce coeur qui s'écoeure.
Quoi! nulle trahison?
Ce deuil est sans raison.

C'est bien la pire peine
De ne savoir pourquoi,
Sans amour et sans haine,
Mon coeur a tant de peine!
by pretty-bacchus | 2011-02-11 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(7)
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Commented at 2011-02-12 20:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by S at 2011-02-12 22:44 x
敬子様
こんばんは。神戸は一昨日から雪つづきです。
明るい話題をご提供にお寄りしましたヨ^^
敬子様のカードを訳詩に使わせて頂いてるってお書きしました。
共に弾く曲のフランス詩を訳して共演者にお渡ししてるんです。
共演者さんは別のお国が長いので、助け合いです^^
今日は詩に応じた印象で選んでるあの洋版を
気に入ってくださったようで褒められてしまいました^^
カードたち、とっても素敵ですもの・・・♪
Commented by 四谷おやじ at 2011-02-12 23:59 x
ついに東京にも雪が降りましたね。やはり寒いですね。しかしあまりおうくなくてよっかつたですね。
Commented by pretty-bacchus at 2011-02-13 16:24
鍵コメントのBさん、ご友人のブログを拝見しました。ありがとうございました。
たしかに、まだまだ願は、「風邪を引いた」というのと同じ軽さで受け止めることはできませんね。
医学の進歩に身をゆだねてみます、、、励ましを本当にありがとうございました。

Commented by pretty-bacchus at 2011-02-13 16:27
Sさん、ありがとうございます。
私の写真のポストカードに<貴女のフランス詩の訳>が書かれて、共演者に渡るって、、、なんて素敵なのでしょう! とっても嬉しいです、、、メルシーミル。

Commented by pretty-bacchus at 2011-02-13 16:28
四谷おやじさん、ありがとう。
治って御地に帰ってまいります。待っていてくださいね。

Commented by pretty-bacchus at 2011-02-13 16:28
婆美以さん、ありがとうございます。

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