何あらむ丑三つ時に蝉うなり
2010年8月05日 木曜日 晴れ 猛暑日
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 暑い、そして、、、、、ほんとにおかしい。
今年は、ベランダの鉢が立ち枯れてしまうし、蝉の鳴き方がいつもの年とちがう。
まだ日の出前の暗いうちから、うなるように、み〜〜ん、みんみん、、、、みっっみみ〜〜ん。
じ、、、じーーーー。
鳴き始めに何十回と続けてないた後は、みんみん、、、と5〜6回だけ鳴いてながいお休み。

地の中で何年もかけて、せっかくこの世に出てきたのだから、もっとリラックスして数日を鳴きあければ良いのに、
なんだかこの世に出てきたのが辛そうに鳴いている。
今年のもうひとつの驚きは、この借景の木々の、都会のほんの狭い空間に、大柄な蝶々が飛び回っていることだ。
うるさいほどの蝉の声と、音も無く舞う蝶々の乱舞はなぜか妙に切なく哀しいものなのだが、、、

 2010年、二十一世紀も10年たったわけだ。
歴史的にみて、世紀が本当に変わるのは最初の十年がたったころだというから、
激動の二十一世紀はこのあたりから始まるのかもしれない。
地球の変化ももっと激変するのかもしれない。いやもうとっくに人間以外は感じているのだろう。
蝉も蝶々もそれを感じて鳴いているのだろう。
南で穫れていた魚は毎年どんどん北に上がり、お寿司のネタもここ数年季節も味も変わってきている。
植物ももちろん、葡萄のできも違ってきているというから、近い将来には北の大地で造られるワインが一番美味しい、
などという時代が意外に早くやってくるに違いない。
十数年前にFR夫人が、‘私はアイルランドに葡萄畑を探しにいくの、、、、’と言っていたが、冗談ではかなったのだ。

 (おりしも今ネットのニュースで、ロシアのプーチン首相は、記録的な猛暑による干ばつ被害の拡大を受けて、
穀物輸出を一時禁止する方針を表明したとのニュース! )

〜〜〜〜〜〜〜

 旅の写真の整理を少しづつしている。
真夜中のテレビでサンタンティモ聖堂とオルチャ渓谷が、数分放映されていて偶然みることができた。
荘厳な御ミサのサンタンティモ聖堂は、名工カベスタニーの柱頭に魅入られたがらんどーの聖堂とはまるで違う様相だった。
オルチャ渓谷は丘とせせらぎの映像が美しかった。

私たちが走ったあの日は、大地にねずいたオリーヴの木、糸杉の並木、緑の葡萄畑、なだらかな丘、
そしてきれいな青い空、、、、その日の夕陽が美しかった。
旅の写真の記録は、旅の記憶として脳裏にあざやかに甦り、心を満たしてくれる!
旅の醍醐味はこのへんにもあるにちがいない。

03 July 2010 のトスカーナ

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(右前方の高台にモンタルチーノの街が見えている)

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by pretty-bacchus | 2010-08-05 23:59 | ◐Nature空,海,夕陽,緑花,鳥蝶 | Trackback | Comments(2)
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Commented by paranoia2004 at 2010-08-06 22:02
蝉の合唱も凄いですが、確かに蝶は多いように思えます。
僅かな夏の日を精一杯に謳歌しているようです。
Commented by pretty-bacchus at 2010-08-09 19:46
paranoia2004さま、そちらも蝶が多い夏なのですね。

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