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アラーニャ・ヴァルセシアからサクラ・モンテ・ヴァラルロ・セシア
平成22年6月28日(月) 晴れ

 
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 (昨夜の夕陽はpm7:58)

 朝はサン・ジュリオ島の教会の鐘の音で目覚め、
D90の動画で収録、(後でアップしますね)
 目を閉じると、今でもその音色が聞こえるような、、、、。

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今日は、北に走り、
アラーニャ・ヴァルセシア
サクラ・モンテ・ヴァラルロ・セシア
の予定。

午前: ヴァリス・アルプスの主峰モンテ・ローザの南麓アラーニャ・ヴァルセシアを訪ね、ロープウエイにて
3 千メートルのパッソ・サラティへ。
モンテ・ローザなどを眼前にする展望を楽しんだが少し雲がかかっていたのが残念。
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アラーニャ・ヴァルセシア
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午後: 世界遺産にもなっている北イタリアで最も名高い巡礼地、
サクラ・モンテ・ヴァラルロ・セシアをロープ・ウエイにて訪ねる。

この地で生まれた知られざる両家ゴデンツィオ・フェルラーリやタンツィオ・ヴァラルロの衝立面のある礼拝堂群。
(ダ・ヴィンチの影響を受けたといわれる1 6 世紀)
礼拝堂は4 6 ヵ所あり、その中の3 3 番札所のエッケ・ホモ礼拝堂を見学。
フレスコ画と等身大の彫刻群で飾られて
いる。

(まだ途中なのだが、、、、、)

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ピエモンテ州 政府公式ページ
http://www.japanitalytravel.com/banner/piemonte/valsesia_vercelli.html

ヨーロッパの米の首都であるヴェルチェッリ Vercelliは文化面でも豊かな都市で中世にはピエモンテ最初の大学が生まれ、フランチジェーナ街道の重要な宿営地となりました。この時代のものとしては、1200年代のサンタンドレア聖堂Basilica di Sant'Andreaがありますが、これはロマネスク様式建造物としてはイタリアで最古の教会の一つであり、アルプスの向こうからきたゴシック様式の要素と一体となっています。ロマネスク様式の3つの扉口を持つ調和のとれたファサードを入ると赤と白の内部には、寄木造りの聖歌隊席(1511-1513)が保存されています。マッテオ・ヴィスコンティの要望により作られた右翼廊と中世およびルネッサンス様式の多数の塔はこの町の古き偉大さと力強さを証明するものです。

力強いロマネスク様式の鐘楼のそびえるドゥオーモのそばには、イタリアでも有数の司教座聖堂図書館biblioteca Capitolareがあります。ルネサンス様式の聖クリストフォロ教会chiesa rinascimentale di S. Cristoforoには、1500年代の偉大な画家であり、北イタリアの最も重要な流派の始祖であるガウデンツィオ・フェッラーリの著名な作品が数点所蔵されています。その後、バロックの時代には、町の中心地はフィリッポ・ユヴァッラ等の高い価値のある建築家によりさらに美しさに磨きがかかりました。ボルゴーニャ絵画館pinacoteca Borgognaには、33の展示室に郷土の画家を中心に14世紀から19世紀に至る絵画が所蔵されています。先史時代からリソルジメントに至るイタリアおよび地域の歴史をあらわす展示物を所蔵するレオーネ博物館Museo Leoneも興味深いところです。

ヴェルチェッリ平原は、何キロにもわたる米の栽培が特色であり、そのために、年間四季を通して、とても魅力的な景観と環境をつくっています。今日では米作りは全面的に機械化されていますが、人間の手仕事の重要性や記憶は現在も生きており1949年にジュセッペ・デ・サンティスがこの平原ほぼすべてを撮影して製作した映画「苦い米」によく語られています。ヴェルチェッリの平原から丘陵部に移ると、そこではガッティナーラGattinaraやブラマテッラなど重要なワインの生産地となります。そして、セシア峡谷に入ると、カヌーやケアックの愛好家を毎年何千人も迎える川があります。ヴァルセシアは「イタリアで最も緑の濃い渓谷」といわれており、この素晴らしい環境の中で忘れがたい思い出をつくる遠足やトレッキングを行うことができます。


ヴァルセシアValsesiaでは、ヴァッラッロのサクロ・モンテil Sacro Monte di Varalloを忘れてはなりません。これはピエモンテのサクロ・モンテの中で最古のもので、イエス・キリストの受難と死を表現する絵と等身大の像の描かれている50もの礼拝堂で構成されています。アラーニャ・ヴァルセシアAlagna Valsesiaにあるウォルサー・ミュージアムWalser Museumも重要です。13世紀から16世紀にかけてアルプス山脈の稜線地域と渓谷を植民地化したゲルマン民族出身のウォルサー人の歴史と文化が解説されています。

ピエモンテ
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by pretty-bacchus | 2010-06-28 23:59 | ♧JourneyAbroad海外2010 | Trackback | Comments(1)
Commented by 四谷おやじ at 2010-07-10 00:59 x
イタリアアルプスもすばらしですね。イタリアからスイスへ、そしてオーストリアへ、特に車だと本当に本当にすばらしいですよ。アルプスが何ともいえません。又行きたいなー。
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