中東への出張☆回想のわが巴里の街 1980~1990
2010年5月26日 水曜日 曇り後雨

雨の朝簾のごとし緑濃く

 日の出が早くなって4時半をきった。
雨の朝は、カーテンを通して見える緑は簾のようだ。
瘤の木=アオギリ=もすっかり緑の葉が大きくなった。(写真は後で、、)

時差になってしまっているので、白々と明け初めしころにMacBookの蓋をしめようとしたとたんに、、、、
ピン〜〜とメール。
原さんからで、いつもオペラや音楽や話題のニュースを朝一で送ってくださるのだが、
今朝のニュースは、
<お!シャンゼリゼに畑出現?…農業振興アピール>
シャンゼリゼ大、通り一面が一夜にして麦畑に変わったのは見て撮ったことがあるが、今度は
小麦やブドウ、アブラナ、バナナなど100種以上の穀物、野菜、果物を植えた約8000個の箱や
樹木なのだそうだ。

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 一眠りしたいので、ともかく床に着こうとおもっていたのに、今度はFさんからメール。
“アブダビメリディアンのご紹介をお願いします、、、、
え〜〜? 私はもう二十年も前にエールフランスもメリディアンも辞めています〜〜〜と、
返事をしたいところなのだが、そうしないのが私のバカさ加減だと思っているので、
(彼もそうおもっているだろうし、、、)内外の友人達にメールをしてから床に着いた。

 数時間寝て起きたときには新しい情報がいくつも入っていて、Fさんに転送。
Web時代の情報取得を彼も心得ているのだから、私にメールを打ったというのは普通の情報では
満足していなかったのだろう、、、、ちょっと楽しい情報も送ったりしていたら、
なんだか昔がなつかしくなって、私も中東へ飛びたくなってきた。

今の中東は様変わりをしていて、砂漠から空中都市がうまれているというから、
話題のエミレーツ航空のファーストクラスででも飛んでみたいな、、、、。
着陸のアナウンスはなんというのだろう、
NKさんの好きなあのフレーズ<当機は、まもなく最終着陸態勢に入ります。
恐れ入りますが お座席のシートベルトをしっかりとお締め下さい>は、アラビア語からはじまるのかしら、?

〜〜〜〜〜〜〜

 時は1980年代初め、普通でもあまり日本人がいかなかった中近東の仕事に、うら若き!細い
チャーミングな日本女性が、たった一人で空港におりたったのだから、それはそれは話題になった。
天までも驚いたのか、翌日は砂漠に何十年ぶりの大雨が降った。外気は50度!

最初の旅はアブダビメリディアンのオープニングの準備の仕事。
一応、黒のパンツスーツと黒のアタッシュと仕事モードでいったのに、空港に迎えもあったのに、
税関で小一時間もまたされることになったのだった。
すでにあったヒルトンホテルやインターコン、シェラトンなどを視察したり、
当時中東で日本料理屋さんで成功していた方々にもお話しを聞いて、私は数日の間に、
マーケッティングをすませた。
帰りの機のなかで数十枚のレポートを書いて、帰国後すぐにパリの本社に送付。
その結果というか、幸か不幸か次のプロジェクトの為に、また私はクウェイトやアラブ首長国連邦、
シャルジャなどにも行くことになったのだ、、、、、、、、。

アブダビメリディアンのオープニングでは、商社や現地の会社の方をお迎えしての
レセプションもいくつかこなした。
当時の中山大使、JALの支店長の有賀さん、商社の知人などなど素敵な男性方に助けられて、
役目をこなすことができたのかもしれない。
翌日の現地の新聞にも大きく写真入りで報道された。

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(右は外務省からの中山大使と左は日本航空の有賀支店長。私はこのレセプションの為に、
紺地に濃い渋朱色の切り替えの中に更紗模様を描いた着物をデザインして創った。
それにしてもなんと細かったか〜〜〜目をつぶってしまっていて残念、、、)


 若い頑丈な!女性を採用して、アブタビメリディアンに送ったのはその後まもなくだった。
他の航空会社やホテルチェーンも続いて女性駐在員を派遣しはじめたのはいうまでもなかった。
女性が世界にはばたいて仕事をしだした四半世紀前のことだった。
その後まもなく雇用における男女均等法が出来たのだ。

 しかし私の体と情熱は次第に萎み始めていた。
高山先生と体調を相談しながらぎりぎりまで仕事をつづけた。
60カ国にまで成長していたメリディアンチェーンの各ホテルへも足を運んだ。
前任者の男性の原さんでさえ、二年という約束で引き受けたこのハードなポジションを
私は6年間続けてしまった。
ある年の2月3日のプランダクションコメルシアル会議(年度始めのエールフランス本社支社、
子会社を含む戦略会議で、フランスの本社からも何人もおえらさんが出席していた年に一度の会議でであった)
で、私は突然の辞表をだして3月31日で仕事を辞めた。
その二日後に、人生二度目の大きな割腹手術を受けていた。

 お、、、、、朝の二つのメールで、またまた昔の事を思い出している。
過去ログをいろいろクリックして、なつかしさに浸っている。
これって、、、、年とったなによりの証拠にちがいない! 嗚呼!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜詳しくは、これをクリックしてみてください。
http://keico.exblog.jp/5485974
つづき、オンリーイエスタディーMemoires du Voyage-Arabu 2007.04.26

〜〜〜〜〜〜〜〜

http://keico.exblog.jp/5626037
想い飛ぶ  リラの花咲く 巴里のころMemoires du Voyage-Paris 2007.05.22火曜日

http://keico.exblog.jp/5770820
夏至きたり 古の旅 はるかなる 2007.06.22 金曜日 

http://keico.exblog.jp/5770820
<シリア、ヨルダン、レバノンへの旧約聖書への旅 2004.07.14
by pretty-bacchus | 2010-05-26 23:59 | ♢Journey海外82中東アブダビク | Trackback | Comments(12)
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Commented by 麹町パパ at 2010-05-27 22:45 x
若い頃に精一杯仕事をしたのはすばらしいことですよ。
年をとって思い出すのは若い証拠です。

ひどい政治家がいっぱいいて腹が立ってしょうがないが、貴女も貴女のブログ友との交流とかを見てると、励まされるからがんべてね。
麹町にきたら必ずよってな
Commented by pretty-bacchus at 2010-05-28 04:02
麹町パパさん、こんばんは。応援をありがとうございます。
今日そちらの方にまいりました。
あとでアップいたしますね、、、。
Commented by k7003 at 2010-05-28 04:29
心斎橋AppleStoreに向けて、いざっ、ゴー。(^^)/
Commented by k7003 at 2010-05-28 04:35
iPad の行列中に遊ぶために iPhone のアプリを探っていたら、iTunes store トップの「おすすめ」に、ああ、なんてこった、「オトコの血がさわぐ etc.」の大きな文字が躍ってる! 救いようのない国だ、ここは。
Commented by scottts at 2010-05-28 09:30
いろいろなビジネスアドベンチャーを乗り越えてこられたんですねえ。
このパリのイベントはすばらしいですね。 やることもやっぱり粋だなあと感心しました。
日本でも国会議事堂を埋め尽くすようなこんなイベントがあれば飛んでいきますけど^^。
Commented by 四谷おやじ at 2010-05-28 12:31 x
中近東迄もいらしていたのですね。すごいですね。今は本当に世界が狭くなりましたね。それにしても、世界はどんどんかわつていきますね。
Commented by pretty-bacchus at 2010-05-29 02:40
k7003さん、こんばんは! 今頃はiPadを抱いて寝てるのでしょうね〜〜〜!

Commented by pretty-bacchus at 2010-05-29 02:41
scotttsさん、もう何十年も前に、ここが麦畑で埋まるのをみたことがありました。
<国会議事堂を埋め尽くすような>そういう楽しい事を考えられる政治家がいるといいですね〜〜〜

Commented by pretty-bacchus at 2010-05-29 02:42
四谷おやじさん、こんばんは。
この世界の変動をもう少し見ることになりますかね、、、、
ご一緒くださいませね、、、
Commented by 郁子 at 2010-05-29 20:48 x
このタイトル句、ちょっと手強い。以前にも書きましたが、俳句はモティーフを選ぶ必要があります。
敬子さんが句にした光景は複雑過ぎて、小説の一こまだったら素敵な描写として可能。短歌でさえかなり難しいけど不可能ではない。例えば
「雨の朝レースカーテン透かし見れば木々の緑は簾なしたり」
ま、簡潔に詠んでこんなところでしょうか。
タイトル句はコメントによってどうにか意味はとれますが、それなしでの解釈はお手上げ。中7は「~ごとし」と切れているので下5にかかるとは取れない。雨と緑と簾が作句のキーワードですが、その3つを取り込んでの作句は不可能。それに本当は(レースのカーテン)も加えないと、本意のようには詠めない。カーテンは詠まれてないけど、それなしでは簾のようには見えないでしょう?レースは夏の季語になるし。
感動があったら何でも句に出来るわけではないのです。
「弘法筆を択ばず」というけれど、「俳句素材を選ぶ」もまた真なり。
(一応添削したけど、記載しないことにします。気に染まないので。)
Commented by pretty-bacchus at 2010-05-30 23:03
郁子さま、
この郁子さんの和歌は良いですね〜〜!

<俳句はモティーフ>
<「俳句素材を選ぶ」もまた真なり。>
悩ませて申し訳ありませんでした。

Commented by pretty-bacchus at 2010-05-30 23:43
麹町パパさん、こんばんは、
ごめんなさい、、、一番最初のコメントをくださっていたのに、お返事を書いていませんでした。
いつも応援をありがとうございます。

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