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雛飾愛でし想い出手打ち蕎麦
2010年3月3日 水曜日 曇り お雛祭り

♪明かりをつけましょぼんぼりに~♪
お花をあげましょ 桃の花
  五人ばやしの 笛太鼓
  今日はたのしい ひな祭り~♪

サトウハチローのこの童謡はついつい口ずさんでしまいます。
小さい頃に覚えた童謡はいくつになってもいいもので、なんだか子供の頃がなつかしい〜〜〜〜〜、
そしてそれは祖母や父母の想い出と重なる、、、、

大広間の床の間の畳から天井近くまで飾られた雛人形の前で行われた近所の方の結婚式で、
小さい私と寿士ちゃんが<おちょうめちょう>のお役でお客さまにお酒をついてまわったことも
ありましたね、、、(あ!〜〜この頃から私はお酒の雰囲気になれたのかしら?)

もうすっかり散逸してしまって、わずかに残っているのはおひな様とお内裏様、三人官女も五人囃子の
一部とぼんぼりくらいで、、、もうばらばらになってしまいました。
でも家に置いておきたい、なぜって祖母の家の昔の華やかさと、その後の戦後の苦労をお雛様はきっと
見ているからと思うから、、、
人力車にのって日傘をさして麹町の高等師範の女学校に通ったという祖母が、
お嫁に行ったのが加藤家で、遊び人でも人情化の庄屋のようなお爺さんは、
街になかった消防団をつくったりしていろいろご奉仕ばかりで、
家を守るお婆さんがとっても苦労したことは、ほんの数年前の母との京都の旅で知りました。

今年はぜひその片割れを出してみようと思ったのに、奥から出すのは億劫になっていて、
身近のほんの気持ちだけのおひな様で終わってしまう、、、、
これってとっても許されることではないのですが、、、、

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(写真は数年前の行きつけの美容院のお雛様)

 歯がとれてしまって、急遽夕方から歯医者さんで緊急処置をしていただいた。
そのあとは、歯医者さん近くの大川やさんへ。
そういえば大川やさんは今年はじめてなのかしら?
“ご無沙汰でごめんなさい”
後からジョインしてくれることになっている連れ合いに、坂本屋さんの桜餅を買ってきてもらって
大川さんと奥のスタッフに差し入れ!(この言葉って今も生きているのかしら?)
久しぶりに大川さんのお料理と手打ち蕎麦をいただきました。
雛祭りに手打ち蕎麦ってなんだかいいな、、、、
そういえばお婆ちゃんもよく蕎麦をうってくれました、、、

 春愁三人官女の首いずこ 酔敬 >>>> 在りし日の三人官女の首いずこ

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雛飾愛でし想い出手打ち蕎麦_a0031363_13501296.jpg (いつものように三種の突き出しから、、、

このあと若鶏の胸肉ちょっとあぶったおつまみが赤ワインとバッチリ! 
お蕎麦は香り高い粗挽きを、、、、

by pretty-bacchus | 2010-03-03 23:59 | ♥Person父母,師友人,人生の宝物 | Trackback | Comments(3)
Commented by 郁子 at 2010-03-04 19:21 x
3日はやはりお雛様。女性にはそれぞれに思い出があり、ブログによってまた、懐旧の情にかられます。
タイトル句は大体はいいのですが、やや漠然としていますので、表現を少し変えてみました。
初句は「雛飾」(送り仮名の<り>は季語の場合は付けない)と具体的なイメージにした方がいいですね。また「想い出」のような名詞の表記にも気をつけましょう。
文末の酔敬句、ちょっと怖くて面白いけれど、季語が中・下と合いません。それに「三人官女」も季語となりますので、初句を直してみました。

雛飾愛でし想い出手打ち蕎麦

在りし日の三人官女の首いずこ

Commented by pretty-bacchus at 2010-03-06 17:15
郁子様、ありがとうございます。俳句の決まり事はむずかしくもあり、愉しくも有りですね。
このコメントにあるNoriさんも楽しみにして下さっているようですので、今後ともよろしくお願いいたします。

Commented by 四谷おやじ at 2010-03-06 23:44 x
お雛様いいですね。とても品がありますね。とても、とてもよいですね。このような文化が家庭の中に長くのっこつてほしですね。心がとてもなごみますね。
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